サーカスや大道芸などで披露されるジャグリングですが、やってみたいけどどこからはじめて良いかわからない、道具はどうやって手に入れたらいいの?という方もいらっしゃると思います。
今回は100円ショップの商品でジャグリング道具として代用できるものを集めましたのでご紹介します。
Table of Contents
ジャグリングについて

ジャグリングとは「複数の道具を同時に操る」曲芸で、ボールを使ったお手玉や、箱を使ったシガーボックス、棒を使ったデビルスティックなど様々な種類があります。

どのジャグリングにも共通していることが道具を使うという点です。
ジャグリング道具

ジャグリングの道具はジャグリング専用に作られているので、なかなか手に入れることが難しいかと思います。
普段よく行くスーパーやコンビニには売っていないことがほとんどです。
専門店やインターネットで手に入れることはできますが、どうしても高価であるのが現状です。

たしかに、専門の道具は品質も良く使いやすいのですが、やはり、競技人口が少ないため道具を量産することができず価格を下げることができないのです。
100円ショップの材料で代用できる道具
そこで、100円ショップで売っている商品でジャグリングに使えそうなものをいくつか買ってみて、その中で実際にジャグリングができたものをご紹介していきたいと思います。
ボール
お手玉を行うボールは、重すぎたり大きすぎたりしてはジャグリングしづらいのですが、実は軽かったり小さかったりしてもとてもジャグリングしづらいのです。
そこで、ちょうど良い大きさ、ちょうど良い重さのものを探したところ、ぴったりのボールを見つけました。
こちらです。

猫用のおもちゃですが、重さ、大きさもちょうど良く、しかもゴム製なので滑りにくいのでとてもキャッチしやすいのです。
ジャグリングをするのに全く申し分ないので、これからジャグリングを始める方も是非このボールをおすすめします。
その他にもジャグリングに使えるボールはいくつかあります。
実際に使いながら解説している動画もございますのでご覧ください。
シガーボックス
シガーボックスは3つの箱をひっくり返したり入れ替えたりして技を行うジャグリングです。
シガーボックスは”120mm×180mm×60mm”くらいの大きさの箱を使うのですが、ちょうどこのくらいの大きさの箱を探しました。
ティッシュ箱などで代用することもありますが、へこむし滑るしで少しやりづらいです。
そこで目を付けたのがこちらです。


ヨガ用の道具なのですが、大きさ、持ちやすさ、滑りにくさがとても良いです。
専用のシガーボックスと比べてかなり軽いという点が気になりますが、室内で落としても床を傷つけず、音もうるさくないという点を考えればむしろメリットとも言えます。
試しにシガーボックスを練習してみたいという方、また室内練習用のシガーボックスが欲しいという方におすすめです。
デビルスティック
デビルスティックは「手に持った2本の棒で1本の棒を操る」というジャグリングです。
デビルスティックは独特な道具で、特に手に持つ方の棒(ハンドスティック)は代用できるものが見つかりませんでしたが、100円ショップの材料で自作することができました。
デビルスティック自作の記事はこちら▼
【超簡単!】100円ショップの材料だけでデビルスティック自作してみた【作り方解説】
また、真ん中の棒(センタースティック)は代用することができます。
長い棒で、ある程度の重さがあれば割と何でもいけますが、

ビニール傘は滑りにくくおすすめです。
他にも、ほうきやデッキブラシ、カラーコーンなんかでもジャグリングできます。
ライトアップポイ
ポイは紐の先におもりがついたポイという道具を振り回すジャグリングです。
なかでもライトアップポイというジャグリング道具は、紐の先が光り、ジャグリングするととてもきれいです。
このライトアップポイはこちらで代用できます。

パーティーグッズとして売られていますが、紐がついていて光るためポイとして使用できます。
ただし、振り回す目的では作られていないので壊れて飛んでいく危険もありますし、プラスチック製で固いので周囲の安全には十分注意して使用してください。
皿回し
皿回しは認知度も高い昔からある曲芸ですが、近年はジャグリングとしても親しまれています。
棒の先でお皿を回すものですが、これは100円ショップで細長い棒とお皿を購入すればできます。

ただし、専用のお皿は回しやすいようにお皿の底の出っ張っている部分が高くなっており、さらにお皿の中心に向かってへこんでいます。
対して、100円ショップで売っているお皿は回しやすさよりも料理の食べやすさを重視しているので当然回しずらいです。

溝を掘るなど工夫次第で多少回しやすくなりますが、入門用としてはなかなか厳しいように感じます。
皿回しは比較的安価なのでこちらを使ってみてはいかがでしょうか?
ジャグリングの練習
ジャグリングの道具が手に入ったら早速ジャグリングの練習をしてみてください。
ボールジャグリングのやり方はこちらで解説しています。
ジャグリングのやり方 基本の技「カスケード」を3ステップで解説
また、ジャグリングの上達には練習会に参加するのことも有効です。

自作することで

今回は売っている商品を購入するだけで使えるものを紹介しましたが、自作することでより本格的な道具をつくることもできます。
同じく100円ショップでほとんどの材料はそろいますし、そこまで難しい加工もありませんのでもしよければ挑戦してみてください。

本格的にジャグリングを楽しむ
さらにもっと本格的にジャグリングをしたい。もっと良い道具で効率的に上達したいという方は、ぜひ専門店で道具を購入することをおすすめします。
専用の道具はやりやすさや練習効率を考えて作られており、ジャグリングがより楽しくなることと思います。
100均活用のアイディア
- グリップテープ代わりに「滑り止めシート」
- 台所用やお風呂用の滑り止めシートをカットすれば、グリップ部分に巻いて使える。
- 装飾にはカラーテープ&ラメシール
- デコレーション次第で華やかさがアップ。ステージ映えにも最適!
- 収納袋やケースも100均で揃える
- 靴入れ用の袋や布製ポーチなどで、持ち運びに便利なカバーを作れる。
まとめ
今回は100円ショップで売っている商品の中からジャグリングに使えるものをまとめてご紹介しました。
最初から道具にお金をかけるのはちょっと…と迷っている方は、まず100円ショップで代用できる道具を試してみるのがおすすめです。低コストで始められるだけでなく、アイテムの工夫を通じてジャグリングの仕組みに詳しくなれるというメリットもあります。一方、注意しなければならないこともあります。
- 耐久性が低いことを理解する:市販の専用品に比べると、落としたりぶつけたりしたときに壊れやすい場合が多いです。
- 怪我や周囲への安全に配慮:自作や代用品は形状や重心が想定と違うことがあるため、練習場所や周囲の安全を確保してから試しましょう。
- ジャグリングを学ぶには正規品も検討:本格的にジャグリングを極めたい方は、やはり専用道具のほうがバランスや耐久性に優れています。100均グッズで興味を持ったら、後々専用品も考えると良いでしょう。
とりあえずジャグリングを始めてみたいという方はぜひ100円ショップに行って商品を買って挑戦してみてください。上達したら、仲間にも「こんな道具も100均で代用できるよ!」と教えてあげると盛り上がること間違いなしです。
そして、ジャグリングの楽しさを感じていただけたら、専門の道具を購入してさらにジャグリングを楽しんでいただけたら嬉しいです。

おわりに
当ブログは、私がジャグリングやバルーンアート、マジックなどのパフォーマンスを通じて培ったノウハウや体験談、そしてエンターテイメントバー「ジ・エンターテイナー」の運営経験も交えながら、幅広い方に役立つ情報をお届けしています。
- 大道芸やストリートパフォーマンスに興味がある方
- ジャグリング・マジック初心者だけれど始めてみたい方
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など、あらゆる読者に向けて、具体的でわかりやすい記事作りを心がけています。もし気になるトピックやリクエストがあれば、ぜひお気軽にお知らせください。今後の記事や動画の参考にさせていただきます。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。
