記事をご覧いただきありがとうございます。東北ジターリング連盟の代表を務めております、ぼろすけと申します。
今回はジターリングというとても楽しいスキルトイをご紹介します。
ジターリングとは

ジターリングとは、このように直径20cm程度の金属製の輪っかに真鍮で出来たビーズが5つ通っているおもちゃです。
ニュージーランドで生まれた道具で、1997年に玩具メーカーバンダイが発売することで日本に上陸しました。
正式名称は「Chatter Ring」と言います。
ジターリングの使い方について
遊び方

ジターリングの遊び方は、ビーズに回転をかけてリングを手で回すことで、ビーズの回転を持続させる、というものです。
そして、その状態でいろいろな技(トリック)を行います。
やってみると物理的に不思議な感覚になります。
ビーズの回転がなぜか止まらないのです。
実演
ジターリングを実際に遊んでみるとこんな感じです。
原理
なぜ回り続けるのでしょうか。
長い棒の上から丸い輪っかを落とすとき、棒にうまく当てるとストンと落ちずに、カタカタと棒にあたりながら落ちます。
ジターリング本体を回すことで、常に下に落ち続けている状態にしているわけです。
なので、早すぎても遅すぎてもダメでコツがいるのも楽しめるポイントです。
ジターリングの技の紹介
基本の遊び方は上記の実演のように「ビーズが止まらないように動かす」というものです。それが出来るようになったら様々な技に挑戦できます。
いくつかジターリングの技をご紹介します。
ワンハンドムーブ
ワンハンドムーブです。片手でジターリングを回します。
難易度は低めです。
ローラーコースター
ローラーコースターという技です。横向きにしてコースターのようにぐるぐるとビーズを回します。
少し難しくなりますが、練習すればすぐにできます。
バタフライ
バタフライは、左右交互にジターリングを振る技です。その名の通りまるで蝶のようにパタパタとジターリングを羽ばたかせます。
難しいですが、これが出来るようになるとかなり楽しくなります。
フラッシュバック
腕を振ってリングの回転方向を強制的に逆回転する技です。
地味ですが難易度が高い技になります。
うまくできるとグンっとジターリングに振動があり、とても気持ちがいいです。
スーパーソニック
両手でリングをグルグルと回します。難しいです。
グルグル振り回すのにビーズが止まらない不思議な技です。できると気持ちがいいです。
どこで手に入るのか
きっとここまでご覧いただいた方はジターリングで遊んでみたくなったと思います。
ジターリングはこちらで購入できます。
ジターリングのメンテナンス
ジターリングでいろいろな技に挑戦するにはメンテナンスをすると良いです。手入れをしてある状態の方が技が成功しやすいので、サンドペーパーで磨いたり、手脂が付いたら洗ったりしましょう。機械ではないので水洗いできます。ただし、金属なので水分はしっかり拭き取ります。
ジターリングは使い込めば使い込むほどやりやすくなりますので、ぜひジターリングと一緒に成長していきましょう!
まとめ
ジターリングはこんなに面白いのに、なぜかマイナーです。その背景にはジターリングが登場した時代は「ハイパーヨーヨー」が大流行しており、その陰に隠れてしまったという歴史があります。
ジターリングはきっとこれから流行るはずですので、ぜひ流行の最先端に挑戦してみてください!
ここまでご覧いただきありがとうございました。