安くジャグリング道具を手に入れる方法として「自作」があります。
今回はジャグリング道具を5種類自作してみましたので、その材料とつくり方を解説します。
目次
ジャグリングとは
「ジャグリング」という言葉自体が聞きなれない方は多いかと思います。なんとなく「大道芸やサーカスの曲芸でしょ?」というイメージがある人もいるのではないでしょうか。
ジャグリングとはクラブ(ボーリングのピンのような棍棒)やディアボロ(中国ゴマ)などの様々な道具を使って技を行うものです。
ジャグリングを一言で言えば「複数の道具を同時に操って技を行う芸」のことを指します。
健康づくりにジャグリングが向いている
ジャグリングは軽い運動に最適です。筋トレやジョギングなど日常から体を動かしたいと思いつつもなかなか続かないという人にもおすすめです。
さらに頭を使って遊べるので、認知症予防にも効果があるとされています。
ジャグリングは人前で披露することだけが目的ではありません。スポーツのように、純粋に趣味としてジャグリングを楽しむことができます。
ジャグリングと健康についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ジャグリング道具
ジャグリングとは複数の道具を同時に操る芸であるとご紹介しました。
つまり、ジャグリングを行うためには必ず道具が必要です。
ジャグリングの道具には以下のようなものがあります。
- ボール
- クラブ
- ディアボロ
- ポイ
- デビルスティック
- シガーボックス
この他にもたくさんのジャグリング道具がありますが、詳しくはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。
ジャグリング道具紹介 ジャグリングの種類はこれだけたくさんあります
ジャグリング道具は高価
とはいえ実はジャグリング道具は高価なものが多いです。
なぜなら、まだまだマイナーなスポーツであるジャグリングは競技者が少なく、道具を量産できないため、一つ一つの道具を作るのにコストがかかってしますのです。
少しづつ競技者も増え、だんだんと価格も安くなってきましたが、まだ高価なのが現状です。
ジャグリングの競技者が増えれば増えるほど道具も入手しやすくなっていくのですが、道具が高価であることがそれを阻みます。
そこで、今回はジャグリング道具を自作して楽しんでもらいたいと思い記事にしました。
自作道具の紹介
ジャグリング道具は工夫次第で自分でも作れるものが多いです。
以下は筆者が実際に作った自作ジャグリング道具とその作り方です。
ロシアンボール
ロシアンボールとは、昔からロシアでよく使われていたジャグリングボールです。
プラスチック製のボールに1/3くらい砂が入っているボールで、重心が常に下にあるのでキャッチしやすく転がりにくいのが特徴です。
準備
- プラスチックのボール(ボールプールのボール)
- グルーガン
- ビニールテープ
- キリなど
手順
- プラスチックのボールに穴を開けます
・成型のライン上は開けづらいので避けると良いです
・5mmくらいで大丈夫です - 中に砂を入れます
・作るボールが全て同じ重さになるようにしっかり測りましょう
・一般的なロシアンボールは90g〜100g程です
・紙を斜めに巻いて先を切るとちょうど良い漏斗になります - グルーガンで穴に蓋をします
- ビニールテープを一周巻きます
・グルーガン無しでビニールテープでもなんとかなります - 完成
ソックスポイ
その名の通り靴下型のポイです。
ポイは振り回すジャグリングであるスイングジャグリングです。
このソックスポイは靴下なだけあって、伸縮するという特徴を生かした技を行う事もできます。
準備
- 長い靴下(ニーハイ等)
- ビーンバッグ(お手玉やテニスボールでも代用可)
手順
- 靴下にビーンバッグを入れます
- 靴下の口の部分を結びます
- 完成
バウンスボール
バウンスボールジャグリングとは地面に弾ませて行うジャグリングのことです。
弾むボールを使っているので、投げるジャグリング(トスジャグリング)に弾む特徴を生かした技を組み合わせた幅広いパフォーマンスを行うことが出来ます。
準備
- ラクロスボール
手順
- ラクロスボールを購入します
- 完成
ラクロスという球技に使うボールですが、バウンスボールとして代用できます。
ジャグリング用のバウンスボールに比べて安価です。
ただし、ジャグリング用のものに比べて弾む力が弱いので、どうせ買うならジャグリング用のものを買っても良いと思います。
ローラーボーラー
ローラーボーラーとは、丸い筒の上に木の板を乗せ、その上に立ってバランスをとる芸を行う道具です。
不安定な板に乗ってジャグリングを行う、大道芸などで良くパフォーマンスされる技ですが、専用の道具は高価なものが多いです。
準備
- 塩ビ管(Φ150、200mm)
- 板(200mm×700mm)
- スケボー用デッキテープ
手順
- 塩ビ管を切るのは難しいので、カットしてもらえるところで購入することをおすすめします
- 板も同じくカットしてもらうと楽です
- お好みで板を塗装します
- 塩ビ管にデッキテープをまんべんなく貼ります。
- 完成
危険なので安全には十分に配慮して練習してください。
デビルスティック
デビルスティックは手に持った2本の棒で1本の棒をまるで宙に浮いているかのように操るジャグリングです。
デビルスティックの作り方はこちらの記事で解説しています。
【超簡単!】100円ショップの材料だけでデビルスティック自作してみた【作り方解説】
本格的にジャグリングを楽しむ
もっと本格的にジャグリングを楽しむためには専門店で購入した専用の道具を使用することをおすすめします。
ジャグリング道具専門店はこちらの記事でまとめていますので参考にしてください。
ジャグリング道具はどこで買えるのか 日本のジャグリング専門店、ジャグリングショップ10選
まとめ
今回はジャグリング 道具の自作についてまとめました。
実際に筆者が作ったことのあるジャグリング 道具を筆者の作り方で紹介しています。
実際にパフォーマンスで使用するくらいには出来が良いですが、やはり本格的に楽しむためには専用のものを買うべきでしょう。
自作するのは難しい道具もあります。
いろんな道具でジャグリングをしてみたいけどあれもこれも買うのは大変という方はとりあえず自作で遊んでみて楽しめそうであれば購入も検討してみると良いと思います。
ぜひ自分なりのジャグリング道具を自作してジャグリングを楽しんでください。
ジャグリングについてはこちらの記事でもご紹介しています。ぜひご覧ください。
ジャグリングの競技を紹介!スポーツのようなジャグリングのゲーム
どのボールを使ったら良いか悩んでいるトスジャグラー必見!長年使っているおすすめのボールを解説
ここまでご覧いただきありがとうございました。