おうちで簡単にできるエクササイズ！健康づくりやダイエット、頭の体操にも最適なすぐにできる運動とは

ダイエットや健康づくりのために運動をしたいと考えている人は多いと思います。もしくは、一念発起してスポーツを始めてみたものの続かなかった、というように、運動が続かず挫折してしまった経験がある人もいるかもしれません。今回はおすすめの軽い運動としてジャグリングをご紹介します。

健康づくりとしてのジャグリング

そもそもジャグリングって？

「ジャグリング」という言葉自体が聞きなれないですよね。なんとなく「大道芸やサーカスの曲芸でしょ？」というイメージがある人もいるでしょう。

ジャグリングとはクラブ（ボーリングのピンのような棍棒）やディアボロ（中国ゴマ）などの道具を操り技を行う競技で、ジャグリングと一口に言っても様々な種類があります。

今回はジャグリングの中でも特に健康づくりに向いているであろう「ボール」を使ったお手玉をご紹介します。

ジャグリングがおおすすめの理由

それでは何故ジャグリングが健康づくりやダイエットに向いているといえるのかを説明していきます。理由はずばり4つです。

理由①ちょうど良い有酸素運動である
理由②習慣にして続けやすい
理由③頭の体操になる
理由④ストレス軽減などのリラックス効果がある

以上の理由からジャグリングがおすすめです。それではおすすめの理由について詳しく解説していきたいと思います。

理由①ちょうど良い有酸素運動である

運動には大きく分けて有酸素運動と無酸素運動の2種類があります。特にダイエットの効果が高い有酸素運動としてジャグリングは最適です。

有酸素運動とは激しくない軽い運動を長く続けることで筋肉を温め、脂肪を燃焼する運動とされています。ジャグリングはまさしく「左右交互にボールを投げる」という一定の動きをひたすら繰り返し行う運動ですので、有酸素運動と言えるでしょう。

理由②習慣にして続けやすい

特に健康づくりやダイエットのためであれば、長時間の激しい運動を無理して行うよりも、短時間だけの軽い運動を毎日続けることの方が大切です。１日5分でもボールを投げるだけで、健康にも良いし、毎日続ければ自ずとジャグリングも上手になります。

ゲーム感覚で続けられる

３日坊主で運動が続かないという方もいると思います。続かない理由として「健康のため、ダイエットのためと追い込んで楽しめていない」ということがあげられると思います。

ジャグリングは、続けることでどんな人でも必ず上達します。やればやるほど技を覚えてレベルアップしていけるのでゲーム感覚で楽しく続けられるのが特徴です。

手軽に始められて、お金がかからない

ジャグリングを始めるためにはボールが3つだけあれば良いのでとても手軽です。ボールもジャグリング専用ボールもありますが、テニスボールや野球ボールでも代用できます。プロ用の高価なものもありますが、初めは通販サイトなどで販売している初心者向けの安価なもので十分楽しめますので参考にしてみてください。

ナランハレッツプレイ！ボールジャグリング

また、水泳などのスポーツがプール使用代などの施設利用料がかかるのに対して、ジャグリングは場所が自由なのも魅力です。お部屋や庭、公園など場所を選ばずどこでもできます。さらに、慣れてくれば目を離してもできるようになるので、筆者はテレビを見ながら練習していました。

理由③頭の体操になる

同時に複数のボールを操るジャグリングはとても頭を使います。お手玉を続けるためには、右手と左手をばらばらに動かす必要があるからです。さらにボールが空中のどこにあるのかを把握するための空間把握が必要です。

とはいえ、実は難しく考える必要はありません。

ジャグリングを毎日続けると、赤ちゃんが歩行を覚えるのと同じように身体が勝手に動くようになります。つまり、大人になっても成長期と同じように脳が成長するのです。

以上のことから、ジャグリングには認知症予防にも効果あるとされています。そして、ジャグリングを通して会話なども増えることからコミュニケーションツールとしても優秀であるといえます。

理由④ストレス軽減などのリラックス効果がある

ジャグリングを行う人は、ジャグリングを行わない人と比べて、ストレス対処や脳の神経伝達機能が活性化したという研究報告もあります。

ストレス軽減やリラックス効果があるとして近年注目されている「瞑想」の効果と同じような効果がジャグリングにもあると考えています。というのも、瞑想の一種である「ヴィパッサナー瞑想（呼吸に集中する瞑想）」は一つの物事に集中することで心を整えるものです。ジャグリングも同じように右手で投げて左手でキャッチして、左手で投げて、というように体の動きに集中することで瞑想と同じ効果があるのです。