「エンデュランス」、「コンバット」のようなジャグリングのゲームを遊んだことはありますか?
ジャグリングの競技、ゲームについてその種類と遊び方をご紹介します。
目次
ジャグリングの楽しみ方
ジャグリングの楽しみ方にはいろいろあります。
一人で黙々と練習して上達するのを楽しむもよし、パフォーマンスするのもよしです。
そして、スポーツのようにルールにのっとった競技としての楽しみ方もあります。
今回はそんなジャグリングの競技をご紹介します。
ジャグリングのゲーム
ジャグリングのゲームは、初心者から上級者まで楽しめます。
以下ではそれぞれのゲームの遊び方について紹介しますので、ぜひプレーしてみてください。
なお、ルールについては地域によって細かな違いがありますのが、今回は筆者がプレーしたルールでご紹介します。
エンデュランス
エンデュランスは一言でいえば持久戦です。
より長くジャグリングを続けるとえらい、というシンプルなルールです。わかりやすく2人からでも楽しめます。
ルール
プレイヤーは全員が同じ種類の道具で同じ技を一斉に行います。
- 3,2,1のカウントダウンの合図で技を一斉にスタートします
- カウントが0になるまでに技をスタートしていなければなりません
- ドロップ(技を失敗)したプレイヤーはしゃがみます
- 最後まで技を続けていたプレイヤーが優勝です
例
色々な技でエンデュランスを楽しむことができますので、いくつか例を挙げておきます。
- カスケード(ボール、クラブ、リング…etc)
シンプルにカスケードです。3個、5個、7個…と数を増やしてもできます。 - ファウンテン(ボール、クラブ、リング…etc)
具数個のボールではファウンテンで競技します。4個、6個…と増やせます。 - シャワー(ボール、クラブ、リング…etc)
日本のお手玉、シャワーでもエンデュランス可能です。3個、4個、5個… - ハイトス(ディアボロ)
ディアボロのを高く投げ続けます。1個、2個、3個 - プロペラ(デビルスティック、フラワースティック)
スティックをくるくる回すプロペラの持久戦です。1本、または2本での競技が考えられます。 - レインボーループ、ダイヤモンドループ(シガーボックス)
シガーボックスを連続で回すループ系の技でもエンデュランスが出来ます。 - チンバランス(クラブ…etc)
クラブなどの棒状の道具をあごの上にのせてバランスをとるチンバランスです。 - ループザループ(ヨーヨー)
ヨーヨーでの持久戦です。1個、2個… - もしかめ(けん玉)
けん玉でももしかめの持久戦があります。
この他にも一定以上の時間続けることが出来て、なおかつ永遠には続けられないような技であればエンデュランスの競技を行う事が可能です。
コンバット
英語で闘争という意味の「コンバット」ですが、ジャグリングで言う「コンバット」のルールは基本的には先述したエンデュランスと同様で、最後まで道具を落とさなければ勝利です。
ただし、ただの持久戦と違う点が、相手への攻撃が許されているというところです。
相手の道具を自分の道具で叩く、または手で奪うなどの妨害をすることができます。
ちなみに、相手の体に直接触れるのは禁止です。
ルール
- 合図にあわせて参加者が一斉にジャグリングを始めます
- 範囲内を自由に動き回ることができます
- ほかのプレイヤーの道具を攻撃しつつ、自分も道具を落とさないように立ち回ります
- 道具を落としたら速やかに範囲外に出ます
- 最後まで道具を落とさなかった人が優勝です
例
この「コンバット」というゲームは基本的には3本のクラブで行う競技ですが、他の道具でも楽しむことができます。
- 3クラブカスケード
- 3ボールカスケード
- デビルスティックアイドリング
- ディアボロ
- シガーボックス等バランス
などが考えられます。
ちなみに異種混合でも楽しむことはできますが、道具ごとにかなり差が出てしまうので注意です。
サイモンセッツ
進行役が出す指令をこなしながら最後まで道具を落とさなかった人が勝ち、というゲームです。
ルール
- 進行役の「サイモンセッツ、○○(技の名前)」に合わせて一斉にジャグリングをスタート
- その後、進行役が「サイモンセッツ、○○」という度にお題の技を行う
- ただし、進行役が頭に「サイモンセッツ」と付けずに技の名前だけを言った場合には技を行わない
- 技を失敗する、道具を落とす、もしくは③にひっかかり間違って技を行った場合は失格となり、その場にしゃがみます
- 最後まで残っていた人が優勝です
例
基本的にボールで行われることが多いですが、他の道具でも楽しむことが出来ます。
進行役は参加者のレベルに合わせてお題を出す必要があります。
例えば、トスジャグリングであれば
- サイモンセッツ、カスケード
- サイモンセッツ、ハーフシャワー
- サイモンセッツ、441
- サイモンセッツ、1UPピルエット
などが考えられます。
他にも、ディアボロなら
- サイモンセッツ、スピードループ
- サイモンセッツ、インフィニティ
ポイなら
- サイモンセッツ、ウィンドミル
- サイモンセッツ、バタフライ
など、道具に合わせて楽しめます。
クラブバレー
通常のバレーボールのような競技です。
ボールの代わりにクラブを使用し、プレイヤーはジャグリングをしながらバレーを行います。
ルール
- 長方形の真ん中にネットを張ったコートを使用して協議を行います
- 各チーム3人ずつで、参加者は両手に1本ずつクラブを持ちます
- メインのクラブだけ色の違うものを使用し、このクラブを投げ合います
- クラブを味方にパスするか相手のコートにパスします
- 片手で2本以上のクラブを持ってはいけません
- 一度メインのクラブに触った人は、相手のコートにクラブを返すまで再びメインのクラブには触れません
- 自分のコート内でクラブを落とすと、相手チームにポイントが入ります
- 5点先取したチームの勝利です
基本的にはバレーボールやテニスと似たようなルールです。
クラブではなく、ボールやリングでも同じルールで遊ぶことが出来ます。
また、プレイヤー全員がスティックを持って参加すれば、デビルスティックやディアボロでも遊べます。
シャトルラン
ジャグリングをしながら新体力テストの20メートルシャトルランを行う競技です。
ルール
- 全員で一斉にジャグリングをしながらシャトルランを行います
- 道具を落とした場合は落とした位置まで戻ってやり直します
- シャトルランのルールで、ゴールにたどり着かなかった人は脱落します
- 最後まで残っていた人が一番疲れます
リレー
ジャグリング道具をバトンにしてリレーを行います。
ルール
- 50メートル程度の直線を用意します
- 全員2つずつボールをもちます
- バトンとなるボールだけ色を変えて、最初の走者が持ちます
- 直線の最初と最後に半分ずつに分かれて待機します
- スタートの合図でジャグリングしながら走り、端まで来たらチームメイトにバトンのボールを渡し、渡された人が反対側に走ります
- 各チーム同じ回数走り、アンカーが先にゴールしたチームの勝利です
パスすることが出来る道具とある程度の人数がいればどんな道具でも行えます。
道具は揃えた方が公平ですが、レクリエーション的に行われることが多いため道具対抗などにしても楽しめると思います。
ディアボロ縄跳び
ディアボロをハイトス(高く投げ上げ)している間にスティックで縄跳びをします。
ルール
- 好きなだけ加速します
- 好きなタイミングでディアボロを投げ上げます
- 急いで縄跳びをします
- 落ちてきたディアボロをキャッチします
- キャッチできなかった場合は記録が0になります
- 縄跳びできた回数が最も多い人が優勝です
ディアボロをハイトスしている間に手に持っているスティックで縄跳びを行い回数を競う競技です。
本気になってハイトスしたディアボロが落ちてくるのである程度広い場所とまわりへの注意が必要です。
まとめ
ジャグリングのゲーム競技についてまとめました。
ジャグリングの楽しさの幅がきっと広がると思います。
練習会やサークルなどで気軽に遊べるものばかりですので是非プレーしてみてください。
練習会やゲームでも、他のジャグラーに差を付けられる情報も発信していますのでよければこちらの記事もご覧ください。
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ここまでご覧いただきありがとうございました。