私は、フリーランスの大道芸人、プロマジシャンとしてパフォーマンスの仕事のみで生活してきました。今回は、私がどのようにしてこの道を歩み、どんな日々を送っているのかを正直にお話しします。
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筆者について

私は26歳の現役パフォーマーです。
テレビに出たり、芸能事務所に所属しているわけではなく、フリーランスとして個人で活動しています。
18歳から大道芸を始め、7年間の経験を積んできました。最初の頃は会社員をしながら週末にパフォーマンスの仕事をしていましたが、23歳の時に会社を辞め、パフォーマンスの仕事だけで生活を始めました。
詳しくはプロフィールをご覧いただければと思います。
パフォーマンスの内容

私の主なパフォーマンスは、路上での大道芸やイベントでのジャグリング、マジックを披露するステージショー、マジックバーへの出演などです。バルーンアートやマジックも得意としており、幅広い観客に楽しんでいただけるよう工夫しています。
具体的な活動内容
- 大道芸:路上でのパフォーマンスは、観客との距離が近く、一緒に楽しむことができる魅力があります。ジャグリングやバルーンアートで観客に足を止めていただき、その場の雰囲気に合わせて盛り上げます。
- ステージショー:イベントや式典、学校行事などでは、ステージでのショーを行います。大規模な舞台や、多数の観客へのパフォーマンスを行うことが多いです。
- マジックバー出演:マジックバーでは、カウンター席でのテーブルマジックや、定期的に行われるステージショーを担当しています。お酒を楽しみながら、観客との一体感を味わえる特別な場所です。
パフォーマーの収入公開
それでは、私の収入源について詳しくご紹介します。具体的な金額は控えますが、どのように収入を得ているのかをご説明します。
収入源を紹介

収入源はいくつかありますが、基本はこの4つです。
マジックバー出演料

筆者が過去に出演していたマジックバーは、カウンター席とテーブル席があり、最大で30名ほどのお客様が入ります。夜7時から深夜1時までの間、テーブルマジックやステージショーを行います。1日の出演料は一定額で、月に数回の出演をしています。
出演日は決まったスケジュールで行われ、安定した収入源となっていました。マジックバーでは、観客との距離が近いため、直接的な反応を得ることができ、パフォーマンスの改善にも繋がります。
仕事の内容は、テーブルでマジックを披露すること、ステージでのマジックショーです。その他にも、お酒などのドリンクやおつまみを作って提供したり、掃除などもマジシャンがします。
出演料は一回あたり一定額で、月に10日~20日程度の出演をしています。
イベントへの出演

商店街の催しや花火大会、結婚式、忘年会など、ご依頼をいただいた場所へ伺い、さまざまなイベントでパフォーマンスを行います。
出演料はイベントの規模や内容によって異なりますが、一般的には一回あたり数万円をいただいています。
週末に1日1件の出演が基本で、繁忙期には1日に数件伺うこともあります。
チップ、投げ銭

駅前や路上でのストリートパフォーマンス時に、観客からチップや投げ銭をいただくことがあります。収入は不安定で、日によって大きく変動しますが、良い日には高額なチップを頂くこともあります。また、マジックバーでのパフォーマンス中にも、観客からのチップを頂くこともありました。
あまり多くはありませんでしたが、居酒屋やスナックなどにお邪魔してマジックを披露させていただく機会もあり、その時にもチップを頂くこともあります。
チップや投げ銭の金額は本当に様々です。0円~10,000円
大口の公演

企業や学校での公演、フェリーなどへの出演は準備なども含め大がかりな公演です、多く出演料を頂いています。
企業のお客様感謝祭や披露宴、学校行事などでの出演は1回30分~1時間くらいです。
ご依頼いただいた件数によって大きく変わりますが、多いと月に数十万円をいただくことができます。
特に、フェリーへの出演は、一晩かけて渡航するフェリーに乗船して、夜と朝の2回ショーを行います。往復で3日間の仕事になりますが、その間は船の旅を楽しめる楽しい仕事で、着替えなども合わせて大荷物をもってフェリーに乗っていました。
パフォーマーの月収は
これらの収入源を合わせると、平均的な月収は安定したものとは言い難いですが、総じて一定の収入を得ることができます。ただし、出演の有無やイベントの数によって大きく変動します。また、交通費や道具代などの経費がかかるため、収入のすべてが手元に残るわけではありません。経費はパフォーマンスの内容や頻度によって異なりますが、月にかかる費用も考慮する必要があります。
とはいえ、パフォーマンスの仕事は本当に楽しく、やりがいのある仕事です。自分のスキルを磨きながら、目の前の人を笑顔にできるのは何にも代えがたい喜びがあります。イベントやステージごとに異なる出会いがあり、お客様の反応がダイレクトに伝わるのも魅力のひとつです。また、自分の努力次第で仕事の幅を広げたり、新しいチャレンジをしたりできるのもフリーのパフォーマーならではの面白さ。収入の安定を求めるのは難しいかもしれませんが、「好きなことを仕事にする楽しさ」は、何にも代えがたい価値があります。
パフォーマンスをやってみたいと思った方へ
もし「自分もパフォーマンスをやってみたい!」と思ったら、まずは以下のステップを試してみてください。
1. 興味のあるジャンルを見つける
ジャグリング、マジック、バルーンアート、アクロバットなど、パフォーマンスにはさまざまな種類があります。YouTubeやイベントなどでいろいろな演技を見て、興味のあるものを探してみましょう。

2. 基本を学ぶ
書籍やオンライン動画で基本的な技を学び、練習を重ねることが大切です。初心者向けのワークショップやレッスンを受けるのもおすすめです。

3. 実践する場を作る
友人や家族の前で披露することから始め、次第に路上パフォーマンスや小さなイベントなどで経験を積みましょう。実際に人前で演じることで、技術だけでなく、観客とのコミュニケーション能力も磨かれます。
大道芸やマジックは、練習次第で誰でも始められる世界です。最初は趣味でも、続けていくうちに仕事にするチャンスも広がります。ぜひ、自分の可能性を試してみてください!

まとめ
大道芸人・プロマジシャンとして活動する私ぼろすけの収入についてご紹介しました。
手取りは安定しないものの、好きなことを仕事にできる喜びは大きく、少しずつ依頼も増えてきています。
これからも多くの依頼をいただけるよう、日々努力を続けていきます。

ぼろすけへイベント出演等のご依頼はこちらのページから是非よろしくお願いいたします。
イベント出演のご依頼はこちら
おわりに
当ブログは、私がジャグリングやバルーンアート、マジックなどのパフォーマンスを通じて培ったノウハウや体験談、そしてエンターテイメントバー「ジ・エンターテイナー」の運営経験も交えながら、幅広い方に役立つ情報をお届けしています。
- 大道芸やストリートパフォーマンスに興味がある方
- ジャグリング・マジック初心者だけれど始めてみたい方
- 動画配信やSNS活用でパフォーマンスを広めたい方
など、あらゆる読者に向けて、具体的でわかりやすい記事作りを心がけています。もし気になるトピックやリクエストがあれば、ぜひお気軽にお知らせください。今後の記事や動画の参考にさせていただきます。
みなさまの応援やご意見を力に変えて、これからもエンターテイメントの楽しさを発信していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
