大道芸

大道芸ってどういうもの?サーカスとは何が違うの?大きく分けて大道芸の種類を紹介!

大道芸とサーカスの違いって何?大道芸ってどういうものがあるの?という疑問にお応えします!

さらに、大道芸の種類を大きく分けて10種類ご紹介したいと思います!

大道芸とサーカスの違い

大道芸とは

大道芸とは、一般的に路上や駅前、広場などで行われる芸能全般のことを指します。路上パフォーマンス、ストリートライブなどと呼ばれることもあります。

大道芸を行う人のことを「大道芸人」、「ストリートパフォーマー」と呼ぶことが多く、特に「曲芸」、「口上」、「踊り」などを披露する人を指すことが多いです。

後述しますが、他にも「パントマイム」、「マジック」、「アクロバット」、「弾き語り」など路上でパフォーマンスを行えば大道芸と呼べるでしょう。

大道芸人と聞くと、観客からの投げ銭をもらってパフォーマンスをする印象もありますが、最近では出演料をもらってイベントで芸を披露したり、チケットでの公演を行う人も多いです。

サーカスとの違い

大道芸が路上、広場などでパフォーマンスするのに対し、サーカスはテントや仮設劇場などの中で行われることがほとんどです。そして、集団で巡業するという特徴があります。

とはいえ、行う芸能は「ジャグリング」や「マジック」、「パントマイム」に「歌」と「踊り」という様に、大道芸と似ています。

厳密には大きな違いは無いようですが、1人もしくは数人で路上パフォーマンスを行う人のことを「大道芸人」と呼んで良さそうです。

大道芸の種類

ジャグリング

ジャグリング

お手玉や「ディアボロ(中国ゴマ)」などのジャグリングをメインに行う大道芸です。日本の昔ながらの芸能である「けん玉」や「独楽(コマ回し)」もジャグリングと言えます。日本でもこの芸能を行う大道芸人は数が多いです。トークをしながらパフォーマンスする場合と、音楽に合わせてしゃべらずにパフォーマンスする場合があります。

手品

マジック

路上でマジックを披露する手品師をストリートマジシャンと呼ぶこともあります。「トランプ」や「コイン」を使った「クロースアップマジック」を、路上にテーブルを出して行うマジシャンから「イリュージョン」と呼ばれる大掛かりな装置を使って行うマジシャンまで様々ですが、路上で手品を披露すれば大道芸と言えるでしょう。マジシャンと観客との距離が近いストリートマジックは、テレビや大きな舞台での手品とはまた違った魅力があります。

ワンマンバンド

ワンマンバンド

1人2役どころか1人10役くらいをこなす、たった1人の大合奏を行うパフォーマンス「ワンマンバンド」です。身体のあちこちにたくさんの楽器を取り付けて、それら全てを1人で演奏するパフォーマーで、音楽を奏でながら路上を練り歩くことが多いです。日本ではあまり見かけませんが、国によってはメジャーなストリートパフォーマンスです。

パントマイム

パントマイム

見えない壁、意思を持っているかの様に動くカバン、自身がまるで人形のように動いたりと言葉を使わず身体表現で想像力を膨らませるようなパフォーマンスを行う芸です。路上で行うパントマイムは、人が行き交う道にまるで壁があるかの様な表現がハマりとても楽しめます。

アクロバット

アクロバット

アクロバットを行う人のことを「軽業師」などと呼ぶこともあります。己の肉体を使って行う曲芸のことを指し、ポールダンス、空中ブランコなど器具を路上に設置して行う場合もあります。路上で命綱なしのアクロバットは冷や冷やしてしまいますね。

スタチュー

銅像

「銅像」という意味の「スタチュー」パフォーマンスは、その名の通りまるで銅像かの様に路上に現れる大道芸です。多くの場合銅像そっくりの格好で固まりパフォーマンスを行うもので、パントマイムの一種と言えるかもしれません。大道芸としては割とポピュラーで全国のイベントなどに出没することも多いです。

ダンス

踊り

大道芸としてダンスパフォーマンスを行うこともあります。ブレイクダンスやヒップホップなどもそうですが、伝統舞踊、集団での踊りなど、昔から踊りを行う大道芸は存在していました。他の芸とダンスを組み合わせてパフォーマンスを行うパフォーマーもいます。

バルーンアート

風船

ツイストバルーン、ペンシルバルーンなどと呼ばれる細長い形状の風船を捻って「プードル」などの動物や、キャラクターなどを作るパフォーマンスです。カラフルなバルーンを使ったパフォーマンスはイベントなどでも目を惹きます。路上では大抵子供たちに大人気ですね。一本のバルーンを使ってプレゼントする人から、大量のバルーンを使って巨大な作品を作る人まで様々です。

弾き語り

ストリートライブ

ギター、ピアノ、サックスなどの楽器を路上で弾き語りするパフォーマンスもある意味大道芸と言えるかもしれません。路上弾き語りアーティストは多くの場合その場でCDを売っている印象です。

クラウン

ピエロ

パフォーマーの中でも特に「ピエロ」の格好をしてパフォーマンスをすることを「クラウン」芸と呼びます。行うパフォーマンスは手品やジャグリング、パントマイムなどが多いです。独特の動き、世界観で楽しめます。

その他

ここまで紹介した他にも、スプレーアート、蝦蟇の油売り、南京玉簾、猿回し、チンドン屋、ペン回し、バランス芸などを路上で行うパフォーマーがいます。

まとめ

大道芸について解説しました。大道芸とサーカスは厳密には大きな違いはありませんが、路上でパフォーマンスを行うことを大道芸と言います。

大道芸にも様々な種類がありました。大道芸はライセンスが発行されて定期的に公演が行われている場所や大道芸フェスティバルなどのイベントでみることができます。ぜひ楽しんでください。

ここまでご覧いただきありがとうございました。