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本の要約と紹介をします 山田航さん著の「ことばおてだまジャグリング」

今回はてっきりジャグリング の本だと思って購入した文藝春秋出版、山田航さん著の「ことばおてだまジャグリング」という本について要約と紹介をしたいと思います。

ジャグリング の本じゃなかった。

買ってから気付いたのですが、この本はジャグリング の本ではなく、「ことば」についての本です。
とはいえ、とても面白かったので紹介したいと思います。

目次

この本の目次は以下の通りです。

  • 第一章 辞書を使ってことばの水切り
  • 第二章 「回文」マスターへの道のり
  • 第三章 ことばの解体・アナグラム
  • 第四章 難易度最高クラス・パングラム
  • 第五章 創作早口言葉に挑戦しよう!
  • 第六章 「しりとり」にルールを追加
  • 第七章 簡単で笑えるスプーナリズム
  • 第八章 アクロバティックな“アクロスティック(折句)”
  • 第九章 三段跳びの向こうへ~飛び飛び連想ゲーム
  • 第十章 なぞなぞは答えるよりも作ってしまえ!
  • 第十一章 虹のリポグラム
  • 第十二章 究極の言葉遊びは「短歌」

要約

本書は全十二章の構成で、ひたすら言葉遊びを紹介している本です。

「わたし負けましたわ」などの回文や、アナグラムなどの言葉遊びを中心に、ことばの面白さ、遊び方を紹介しており、読み終わると言葉遊びをしてみたくなります。

著者について

著者の山田航さんは北海道出身の歌人でジャグラーではありません。

ただし、本書を読めばわかりますがことばを自在に操ることばのジャグラーです。

例えば第二章では言葉をクルクルと回して巧みに使っています。

面白そうな言葉遊び

本書に登場する面白そうな言葉遊びを紹介します。

ことばの水切り

「ことばの水切り」という、著者の考案したゲームです。

「ことばの水切り」

人数一人

~必要な道具国語辞典一冊

1 辞書のページを適当に開く。

2 その中にある任意の単語を一つピックアップする。たとえば、「深刻」。

3 選んだ任意の単語の説明文を読む。

しんこく【深刻】①きびしい現実の対策に、重大な決意が必要な様子。「─な問題・─な顔つき」②根本問題について、いろいろ考えさせられる様子。「─な発言」(三省堂『新明解国語辞典』初版、以下同)

4 その説明文の中から、さらに任意の単語を一つピックアップし、それを同じ辞書で引く。
たとえば、「決意」。

けつい【決意】自分の取るべき行動・態度などをはっきりさせ、その通り実行しようと心に決めること。決心。

5 この手順をひたすら繰り返す。

山田航. ことばおてだまジャグリング.文藝春秋

ルールは「2度同じ単語に飛んではいけない」だけです。そしてより多くの単語に飛べれば楽しい、というものです。

単語によって説明文が多い単語、少ない単語、同じ言葉をぐるぐるしてしまう単語など様々で、楽しめます。

尻を二文字目に食い込ませるしりとり

様々なしりとりのルールについて考案していますが、その中でもできそうで難しい、ちょうど良い難易度のルールのものを紹介します。

二文字しりとり

名前の通り、終わり二文字をとってしりとりをする。

 ビートたけし→消しゴム→ご無体な→稲川淳二

いながわじゅ「んじ」。
あ、おしりから二文字目に「ん」がついた。負け!というわけである。
お尻に「ん」が付く言葉はすぐわかるが、お尻から二文字目の「ん」はついつい見落としがちになる。
そんな心理を衝いてみたルールだ。

山田航. ことばおてだまジャグリング.文藝春秋

もうやり尽くされて簡単になっていたしりとりが楽しいゲームになりそうだと興奮しました。
確かにお尻から二文字目は見逃して「あ!」となりそうだしやってみたくなります。

その他の著書

まとめ

てっきりジャグリングの本だと思って購入しましたが、実際にはことばの本でした。
ことばあそびについてたくさん紹介されているとてもおもしろい本でしたのでおすすめです。

このブログではまた改めてジャグリングのや大道芸の本も紹介したいと思います。

ここまでご覧いただきありがとうございました。