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【マジック豆知識】「トランプ」と呼ぶのは日本だけ!? 【トランプの基本用語解説】

トランプの切り方には「カット」と「シャッフル」がありますが違いをご存じでしょうか。
今回は、マジック豆知識として、トランプの名称など用語を解説します。

トランプの呼び方

実はトランプを「トランプ」と呼ぶのは日本だけなのです。英語では「playingcard」と呼びます。
このようにトランプには実は知らない名称が色々あって面白いのでご紹介します。

使っているトランプはトランプ バイスクル ライダーバック 赤です。

デック

1組のトランプの束を「デック」と呼びます。54枚すべての場合とジョーカー2枚を抜いた52枚の場合どちらでも「デック」です。

パケット

1組全部ではなく数枚のカードの束を「パケット」と呼びます。
4~15枚程度を指すことが多いですが決まった枚数の束というよりは少ない数枚のカードの束のことを指します。


ある程度の数の多い束は「パイル」と呼ぶこともあります。

カード

1枚のトランプのことを「カード」と呼びます。
英語のplayingcardからとって「カード」と言うようになったようです。

カードを使ったマジックなのでカードマジック=トランプマジックです。
日本では「トランプ」で通じます。

トランプの名称

1枚のトランプの各部位にもちゃんと名称があります。トランプゲームをしてても使わないようなマニアックな名称をご紹介します。

フェイスとバック

カードの表面、マークや数字が書いてある面のことを「フェイス」と呼びます。顔という意味のfaceからきています。

フェイスの裏側、カードの裏模様の描いてある面が「バック」です。backは背中という意味なので、フェイスとバックはそのままですね。

サイド

「サイド」はカードの長辺側の側面です。トランプを縦長に置いた時の左右の端のラインを「サイド」と言います。

エンド

「サイド」に対してカードの短編側、トランプを縦長に置いた時の上と下の端っこのラインが「エンド」です。

コーナー

トランプの4つ角のことをそれぞれ「コーナー」と呼びます。

インデックス

フェイスに印字されているマークと数字のことをまとめて「インデックス」と呼びます。

インデックスについて

スート

トランプには4種類のマークがあり、マークのことを「スート」といいます。

マーク読み方
スペード
ダイヤ
クラブ(クローバー)
ハート

スペードは、王様、貴族を表し、ダイヤは宝石や財宝を表す、というようにスートには意味を持たせることがあります。
クラブは棍棒で農民、ハートは僧侶、愛です。

数字

インデックスはスートと数字で構成されています。数字は1から13までですが、1をA、11から13をJ、Q、Kと表記しています。

表示読み方
Aエース(1)
2~10そのまま数字を読む
Jジャック(11)
Qクイーン(12)
Kキング(13)

同じ色(ハートとダイヤなど)で同じスートのものを「メイトカード」と読んだりします。A♦︎Aみたいな感じです。

その他用語

そのほかにもマジックで使うトランプの用語はたくさんあります。

トップ、ボトム

1束のデックの一番上のカードを「トップ」といいます。

逆に、一番下のカードを「ボトム」といいます。

シャッフル

カードをバラバラに混ぜることを「シャッフル」といいます。
シャッフルにも種類があり、よく使うものだと「リフルシャッフル」、「ヒンズーシャッフル」、「オーバーハンドシャッフル」などがあります。

カット

「シャッフル」とは違い、デックを半分に分けて上下を入れ替えることを「カット」といいます。

スプレット

デックをテーブルに滑らせて並べた状態を「スプレット」といいます。

ディーリングポジション

トランプの持ち方の一つです。一番スタンダードな持ち方で左手で下から握ります。「ディール(配る)」しやすい持ち方です。

まとめ

マジック豆知識としてトランプの用語を解説しました。マジックの教本などでは当たり前のように用語が出てきますので、わからない用語があればぜひ参考にしてみてください。

また、おすすめのトランプをこちらの記事で紹介していますので参考にしてみてください。

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ここまでご覧いただきありがとうございました。