サーカス

空中ブランコや猛獣ショー!世界三大サーカスとは?【日本で見ることのできるサーカスも紹介】

サーカスとは

サーカスとは、一般的にテントなどの円形劇場で曲芸ショーなどを行う集団のことを指します。

有名なのは象やクマ、トラなどの猛獣にいうことを聞かせる猛獣ショーや、空中ブランコなどの曲芸です。他にもピエロのクラウン芸に、手品やジャグリング、ダンスなど様々なパフォーマンスが行われます。

ちなみにピエロというのはクラウンと呼ばれる「道化師」の一種で、涙のメイクのあるクラウンを指します。失敗を笑われるという役目のピエロは涙を流しながらパフォーマンスをするから、という意味があるようです。

サーカスの流行

日本でサーカスが盛んにおこなわれていたのは1930年頃で、日本のサーカス団の中には世界大会で賞を受賞したりと活躍する人も多かったようです。

しかし、サーカスの流行はその後だんだんと小さくなってきており、当時多数存在していたサーカス団は、今では2団体しか残っていないようです。

サーカス団はたくさんあります。

しかし、世界にはまだたくさんのサーカス団があります。現在活動しているサーカス団をいくつかご紹介します。

世界三大サーカス

世界三大サーカスと呼ばれるサーカスは

日本の「木下大サーカス」
ロシアの「ボリショイサーカス」
アメリカの「リングリングサーカス」

です。

木下大サーカス

100年以上の歴史があるサーカスで、日本の岡山県に本部を置く日本のサーカスです。ホワイトライオンによる猛獣ショーが人気ですが、オートバイ曲芸や、空中ブランコ、ジャグリングなどの演目のほか、日本ならではの傘回しなど、古典曲芸も披露されます。

世界レベルのパフォーマンスですが、日本中を巡業しているため観劇のチャンスが多いです。

ボリショイサーカス

サーカス大国と呼ばれるロシアのサーカス団です。ロシアはサーカス団の数も多く、家業としてサーカスをしている家が多いです。そのため、小さいころから練習して磨き上げられた技術はかなり高いので必見です。

ロシア国内にはいくつかのサーカスが公演をしていますが、日本での公演はたまにある程度なので、機会があればチェックしてみてください。

リングリングサーカス

2017年に公開された映画「グレイテスト・ショーマン」のモデルとなったサーカス団の後身です。
正式名称は「リングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス」と言います。


自前の列車でアメリカを移動して公演を行っており、空中ブランコショーや象のショーが人気の最大のサーカス団でした。しかし、動物愛護団体からの批判や観客数の減少から、サーカスは解散になり現在は活動していません。

その他、日本で見れるサーカス

日本で公演を行っているサーカス団であれば、日本国内で見ることが出来ます。

シルクドソレイユ

日本では最も知名度の高いサーカスかもしれません。カナダで発足したサーカスで、複数の演目を世界各地でそれぞれ公演しています。

テーマに合わせた世界観が徹底的に作りこまれており、パフォーマンスはもちろん、衣装や舞台装置も楽しめます。最近では、東京都、大阪市、名古屋市、福岡市、仙台市の5都市での公演が多いです。

しかし、新型コロナウイルス感染症拡大による観客数の大幅減少で追い込まれ2020年に一度破産し、立て直しを図っています。日本でまた観られるよう応援したいです。

ポップサーカス

ポップサーカスも日本に本部があるサーカスです。空中ブランコやアクロバット、ジャグリング、イリュージョンと王道の演目を行います。

世界中から集まったパフォーマーによる様々な演目が楽しめます。

日本中、特に地方での公演も行いながら巡業しているので最も観劇のチャンスがあるサーカスかもしれません。

中国雑技団

中国のサーカスともいえる中国雑技集団です。複数人によるショーが有名です。

サーカスはどこで見れる?

サーカス団は基本的に特定の劇場を持っていません。仮設のテント状の劇場を持ち運んで、設営して公演を行います。

なので、全国どこでも見ることのできるチャンスがあるということです。
東京、名古屋、仙台などの大都市で公演をすることが多いですが、サーカスによっては地方公演もあります。

現在どこで公演をしているかは、それぞれのサーカス団の公式ホームページなどから確認できます。

木下大サーカス公式HP

ポップサーカス公式HP

参考にしてください。

まとめ

世界のサーカス、日本のサーカスについてまとめてみました。それぞれのサーカス団に魅力があります。

サーカスの楽しさは大迫力のパフォーマンスがすぐ目の前で行われる臨場感にもあります。近くで見ることが出来る機会が訪れた際にはぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

ここまでご覧いただきありがとうございました。